「マイケル」を昨日妻と観た。封切してから大分経ったので、もう空いていると思ったが当たり、五分の一の入りで日に二回しか上映していなかった。感想を読むと賛否両論、明るい部分のみ描かれているのが不服な人が多かった様だ。
映画館で観なけりゃ勿体ないとの感想通り、コンサートシーンは圧巻であった。あれをTVで観ても迫力は激減するだろう。マイケルを演じたのはかれの甥、血筋だろう、声が実に似ている。マイケルは歌手ではない。歌うダンサーかな。その動きも見事に再現されていた。凄い練習をしたんでしょう。
不評の中に、ドラマ性が薄いと言うのが幾つもあったが、スーパースター誕生劇と思えば問題ない。現に、もう彼程のスーパースターは生まれないだろうから。
口直しにマイケルの歌を一時間以上見直した、と言う感想もあった。分かる、マイケルの歌と踊りを見事に再現しても、マイケルではないのだ。マイケルが如何に魅力に溢れていたかを痛感させられた。
と言っても映画が落ちる、とは思えなかった。最後のコンサートが終わった場面で、妻は拍手をしていた。「皆静かにしてるのね、ブラボーって叫びたかった」と妻は言う。インド映画のノリだったら、館内が歓声に包まれていた筈だ。
コンサートも良いけど、あたしは”今夜はビートイット”の練習場面に掴まれた。夜に急遽集められたダンサー達にあの振付をする場面だ。「一寸と足りないな、ジャケットを」と言い、回り乍らジャケットを一寸と外して決める、ダンサー達が「良いね!」と叫ぶ。そう言う場面がやけに好きなんですよ。
ジャクソン5時代からだから、マイケルが八歳の時を演じる子役、何と歌も踊りも巧いんだ!アメリカにはエンタメの才能が溢れているのか。観る方は是非とも映画館でどうぞ。


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