一昨日、昨日と蛭ヶ岳へ行って来た。本当は檜洞丸へ行きたかったのだが、訳あって大倉へ戻る事になった。「山の報告」ってなもんじゃないので、閑話にしました。
十六日木曜日、六時四十七分のバスは満員だった。平日早朝なのにこうかよう、と思ったが、早いバスの方が混むのかも知れない。
自炊小屋泊まりの荷物は10Kg位、高取へ背負って行く12Kgよりは少し軽い。それでも負担にはなるので、ダラーッと行く。殆ど抜かされるばかりだが、未だ未だ先は長いのだから構うこっちゃないのだ。
幸い天気は上々、日差しを受けて汗は垂れる。それでも登らなくては始まらないので、景色なんぞは夢のうち~♪。
大階段を登り切って一寸とはほっとする。前後して来た保育園年長の女の子を連れた父親に休んでいた女性が声を掛けた。
女性「偉いわねえ、良く登って来たわね!」
父親「保育園で登ったんですがこいつは登れなくて、どうしても登りたいと言うので」
え、保育園で塔ヶ岳へ登ったのけえ。高取山で驚いている水準じゃない。どんなに凄い保育園なんだよう。あたしもうかうかしちゃいられないってこってす。
後は昇りつめれば塔に到着だ。富士山は雲に隠れてしまった。先ずは主脈の一角に辿り着いた訳だ。未だこっから先は長いぞ。一寸と休んで歩き出す。
相変わらず下りも登りもダラーッと行く。せっせと行ったらバテバテになって、蛭に着けない恐れがあるもんだでよお(涙)。
日高(ひつたか)を越えると龍ヶ馬場(りゅうがばんば)、主稜線のムード満点である。だだ、少し重いだけの荷物が効いて、急激に疲労が増して来た。
サラサラと霰が降って来た。後ろから賑やかな女性達の声が近づいて来る。足はやけに重くなっている。続きます。
