2015年1月23日金曜日

閑話番外 その八十三




 去年の暮から更新なしでした。十二月二十九日に救急車で搬送され、腹膜炎の緊急手術が有って、今日二十三日に退院しました。
 二十五日間、足掛け二年に亘る入院でした。いやあ、体を叩き折られた感じです。階段を登るだけでハーハー言う有様、再び山に行く日は有るのか、なぞと気弱になって居ます。
 弘法山から始めて、リハビリの山通いを始めるのですが、一体何時から始められるものやら。
 取り敢えずは療養に励みます。

2014年12月26日金曜日

ハイクへのお誘い その四十八






 写真は、鍋割山からの伊豆大島。
 雨山峠からの下りは、“ハイクのお誘い 檜岳(ひのきだっか)山稜を参照して貰えば良いのだが、下りなので参考にならないのが玉に傷(え、元々玉じゃない? 全くです)。
 左へ寄(やどろぎ)方面へ下るのだが、直ぐに小沢を下るようになる。踏み跡、マーカーを見落とさないでね。
 いったん沢を外れて、又小沢に降りて下る。此の沢と別れる時は、下ばかり見て居てはいけない。頭上にワイヤーが有って板が掛かって居る。其の板が下山口を指して居るのだ。
 まあ、嫌でも目に入るとは思うのだけれどね。何せ頭の上なんで、下ばかり見て居るとどうかなって、余計な心配でした。経験者が居るのが前提の案内だもんね。
 其れからも何度も沢に降りたり離れたりする。其の頃は立派に流れの有る沢になって居る。殆どは沢に下ると対岸に登り口が有る。二か所だけ、一寸とだけ沢を下る。

 
 其の時は、くれぐれもマーカーを見落とさないように。一か所、堰堤に出る場所が有るのだが、何度も通ったあたしも変な古いマーカーに誘われて、植林に引き込まれた。
 こりゃあ変だと引き返して良く見たら、右にマーカーが有った。理由は影になって居て見えなかった事。堰堤にでたら、右を探すのだ。逆光だから気を付けて。
 マーカーが見当たらなくなったり、踏み跡がやけに頼りなかったりしたら、絶対に分かる所迄戻る事。其れを怠ると泣きを見るので、セオリー通りにお願いします。
 其のうちに、最初に登山道を離れた所に着く。後は歩けば車止めと言う事だ。
 初心者だけでは駄目、とはそういう訳なのだ。あ、植林帯登りと、茅ノ木棚山稜の通過もそうだ。
 けっこう面白いルートで有った。寄を基点にするには、最高かも知れない。くどいだろうけど、絶対に経験者がリーダーですよ。

2014年12月24日水曜日

ハイクへのお誘い その四十七




 さて、気持の良い登山道を一時間程登れば鍋割山にご到着だ。わーい、やったぜ!快晴だし。
 先行した若者二人は、写真を撮って居る。あたしも何枚か撮って、即出発する。皆さんはゆっくりと展望を楽しんで下さい。
頂上からは左に鍋割峠へ向かうのだ。道標に従えば宜しい。昔はマイナーなルートで、路も頼りなかったが、今は立派に整備されて居る。此処迄やるとは、神奈川県も大したもので有る。


 地図上十五分で峠に着く。何の変哲も無い鞍部だ。さて、此処からがハイライトだ。茅ノ木棚山稜を越え、雨山峠へ向かう。
 茅ノ木棚山稜とは昔の表示だが、チトオーバーな命名では有る。地図上たった一時間の、短い区間なのだ。尤も、鍋割山稜も一時間では有るから、全く構わないとも言える。
 唯、こっちは鍋割山稜の半分しか距離が無い。その癖掛かる時間が同じとは、そう、難路なのだ。峠から小ピークに登ると、長い鎖場の下りとなる。結構長い。昔々は鎖は錆び、鎖を支える支柱も抜けて居たりぐらついて居たりで冷や冷やしたもんだが、今は鎖も支柱も確りして居るので、頼りにしても大丈夫。
 充分注意して慎重に下ろう。足元は白ザレ(玄武岩が風化して、表面が白い砂状の事)だが、見掛けより滑りにくい。
 鎖が無ければ下れないと思われる白ザレを下り切ると茅ノ木棚沢ノ頭へ登る。其処から尾根が痩せて来る。所々に鎖が掛かって居る。是非とも慎重に。尤も、ラフにどうぞと言われても、そうは行かない所なんだけどね。
 前述の通り地図上で一時間、結構冷や冷やさせられた。高所恐怖症でない人には、どおって事ないさ、だろう。あたしは高い所が苦手なんで、いやー恥ずかしい。
 雨山峠に降り着けば一安心。ハイライト部分は終了で有る。(続)

2014年12月21日日曜日

ハイクへのお誘い その四十六




 此れ又、初心者だけでは絶対駄目コースです。山慣れたリーダーは不可欠なので、そこんとこ宜しく!
 入山は寄(やどりぎ)からで、“ハイクのお誘い”檜岳山稜”を参照して下さい。今回は、車止め迄車で入ったので、其処から話を始めよう。
 車止めの横をすり抜け、管理棟、トイレを過ぎて行くと右前から小沢が来る。後沢だ。昔詰めようとして入ったら、植林の手入れ直後だったらしく、沢は小枝中枝大枝に埋まっており、枝歩きの鬱陶しさに耐えかねて、左の尾根に逃げて登った事が有る。今回は其の尾根を行こうと言う訳だ。
 雨山峠への道標に導かれ、右へ山道に入り、何回かつづら折ると、ボランティア何たらと言う道標が右を指して居るのでそっちへ行く。
 小さな涸れ沢を越え、其の侭植林帯を登るのだ。四駆(両手も使う)の場面も有ろうが、兎に角登る。
 すると前方の植林が切れる。藪は面倒なので右へ右へと逃げる。足場の悪いトラバースは余りお奨め出来ない行為だが、仕方無い。メインの植林帯に出たら、又々登る。植林道も現れるが、水平道になると直登に移る。
 やがて傾斜も緩んで来ると、立派なベンチが二つ並んで居て、?と思わされる。此のあたりから植林道は確実に登り道で有ると確認出来た。類推するに、鍋割への新コースを造ろうとして放棄された、と言う事かな。
 だったら後沢を越えると間もなく作業道と言う道標が有ったが、其れを来れば良かった訳だ。若し違ったら、強引に登れば良いだけだから同じ事で、試す価値は有りますよ。
 小さな平を越し、一寸と下ると又結構な傾斜になる。此処からは作業道を行けば宜しい。其れ程の事も無く、後沢乗越から鍋割山への登山道へ飛び出る。
 車止めから登山道に分かれる地点迄は十五分一寸と、其処から登山道迄は、一時間十五分から三十分位なもんだろう。
 登山道に出ると別世界だ有る。植林の中をワリワリ登って居るのとは、気分が全く違う。左を見ると、檜岳(ひのきだっか)に一寸と富士が見えた。

 
 若者が二人前を登って行く。月曜日なのに、学生かな。(続)